情報の受信も発信も、誰でも平等に、無限にできるようになる。それゆえに、膨大にある情報の中で、いかに価値ある要素をとってくるか、どこがキーなのかということが、これまで以上にクローズアップされていくだろう。単に、情報を取ることができればそれで済むというものではないのだ。その中の要はこれだと理解できなければならない。何か必要なのかを理解するためには、判断力やクリェイティビティといったものがきわめて重要になる。トラフィック革命が進展した環境の中で成功するために問われるのは、このクリェイティビティや、高リスクの方向を目指す意志、チャレンジしようという決断力、価値があると考えるものを選択する判断力といった、いわばピュアな人間としての力である。もちろん、これはフリーの競争だから、非常に厳しく、苦しい面も持っている。だが、個人の持つ多様な力、すなわち個性をうまく活かすことができれば、すべての人が、幸福な人生を送ることができる時代なのだ。
インターネットは、もっぱらコンピュータ・サイエンティストたちが使っていた当初の段階から、本質的な意味で人間の協調活動、コラボレーションの場として使われてきましたが、それがいまや、より広い範囲での知的協調作業が、インターネット上で行われるようになっています。そういうなかで、インターネットで協調活動をするときに重要なことが、インターネットの先端的なユーザーのあいだで考えられてきました。その第一が電子メールの効果的な利用です。既存のコミュニケーション・メディアに比べて、電子メールがもっている大きなアドバンテージが有効に利用されるようになってきたのです。そのアドバンテージとは、電子メールでやりとりされた情報は再利用・加工が容易であること。次に、受け手との同期の関係が強制力をもたない、つまりそれぞれが独立して動さながらコミュニケーションをすることができる。
投資信託は、商品によっては「いまのところ」手数料が高く信託報酬を得ることができるという点で、ネット証券会社のみならず、一般の証券会社、銀行・郵便局によって利益幅の多い商品ということになる。ただ、投資信託には有力な参入業者が多く(いまのところ、銀行・郵便局はあまり力が入っていない?)、ネット証券にとってはいずれ株式と同じ道を歩むことになるのではないか。手数料の値引き合戦が行き着くところまで行った本家アメリカのディスカウントブローカーは、証券業務と比較的親和性のある銀行業務を志向しているし、日本のマネックス証券も投資銀行化に大きく傾斜する。TIPO(新規株式公開)をはじめ引受業務への注力を鮮明にし、特色ある業務を展開するネット証券会社も登場するであろう。手数料では生きられない時代がやってくる。
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